2014年10月16日木曜日

海外留学している小学生・中学生たちの自立心

サイパンで親子留学のアレンジを永年してきました。お子様は保育園から高校生まで、母子で数日間の短期留学から1年間以上の長期留学まで、年齢・性別・期間を問わず、保護者のご要望、お子様の性格や英語レベル等に合わせて、インターナショナルスクールをアレンジしてきた。

その際に思ったのは、海外のスクールで勉学だけでなく生活することによって少なからず自立心が芽生えてくるということ。年齢のよって質・規模は異なりますが、日本では経験することが無いだろうと思われる体験や出来事に対処していくことで、生まれていると思われる。

お母さんと一緒に母子留学しているので、日本にいる時とほとんど変わらない環境だと考えがちだが、やはりサイパンは海外。繁華街やホテルでは通じる日本語も、離れるとやはり英語だけ。生活習慣や文化が異なる環境で遭遇する様々な出来事。その中で特に小学生や中学生たちは初めて日本との違いや、日本の本当の良さを体感していくことになる。

日本では近い将来、英語ができて当たり前、英語ができないと社会で困ることになるといわれて久しいですが、英語が流暢にできたとしても自分の考えていることを英語で表現できなければ、あまり役に立つとは思えない。

本当の意味で英語ができるというのは、自己表現を英語の文章や会話を通して、相手に伝えることができるかどうかではないかと考えさせられる。日々、スクールや日常生活で、英語によるコミュニケーションを図っていくうちに、個性を生かした自立心が芽生えて行っているように感じられる。

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