2013年2月12日火曜日

アメリカ圏の中学留学

最近問い合わせの増えているのが、アメリカ圏であるサイパンへの中学留学。
志望の私立受験に成功しなかった場合に、お子様を留学させたいという内容である。
保護者の方と一緒に来島され、数校のインターナショナルスクールや宿泊施設に関して、ご案内する機会が増えている。
自然環境に恵まれたサイパンの学校は、こじんまりしているが各国の生徒たちがみんな楽しそうに学園生活を過ごしているのを見ると、日本の学校とのギャップを感じられるようで、保護者の方が、私がサイパンで勉強してみたいとおっしゃることもある。
お子様たちはまだ実感が無い様で、入学する際にチェックされるプレイスメントテストを受験する。
英語・算数のテストであるが、算数に関しては平均以上の出来で、やはり英語力の無さを判定される。
中学受験を目指した生徒に英語力を求めるのは筋違いなので、学校側もよく解っていて、サイパンの学校に入学後、一般授業以外に毎日ESL(英語研修)クラスに参加し、少しでも早くローカルの生徒たちの英語力に追いつくようにカリキュラムを編成している。
よく保護者の方に質問される内容として、英語力以外にイジメ・人種差別といった勉学以外に関する件がある。
そのことに関して、サイパンの私立学校では皆無といっても過言ではないと思う。
今まで数年間、留学アレンジをしてきたが、生徒や保護者はもちろん学校からの相談事項で一切なかったことと、地元の人たちに尋ねても、サイパンは親日家が多いのでその点は心配いらないと返答が帰ってくる。
中学生が長期留学するには、勉学以外の環境が整っているかどうかが重要なポイントとなる。
思春期で成長過程の中学生には、当初英語のハンディを克服していくストレスがあるので、生活面でも精神的に安定することが中学留学を成功させるために必要であると思われる。

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