2013年5月20日月曜日

長期留学するメリットとは

USAへの留学が近年めっきり減っているので、もっとアジア各国からのように、もっとアメリカに留学してほしいというUSAサイドから要望により、日本政府も対応策として、2017年度から大学の国際化に向け、一部の大学を9月入学をスタートさせるに当たり、3月卒業の学生希望者全員に、奨学金として留学費用の一部を負担する法案を制定する予定とのニュースを聞いた。
日本の学生はあらゆる意味で恵まれ、敢えて海外で苦学したいと思わないこともよく分かる。
留学するメリットを考えた場合に、英語をマスターするということが、一番と思われるでしょう。
英語はスキルですので、日本にいてもある程度のレベルまでは上達できます。それでは何がメリットかというと、海外で勉学すると同時に生活するわけですから、異文化コミュニケーションを実体感できるということ。異文化の人種に接して初めて日本の良さを再認識できるのではないかということです。
また、小学生~高校生までの各主要教科を英語で学習することによって、USAの各分野における知識レベルの分野の広さ、深さを目の当たりに感じることも、大学での専門分野習得には、大いに役立つ。
将来的にビジネスにおいても、たとえばアメリカ史、USAの歴史・文化の背景に関してテキストを通じて知る情報が、アメリカ人の考えの根底にある思考パターンを理解できるようになるに有益だと思う。
もう一つは、海外で生活することによって、自分自身をコントロールすることができる能力がついてくること。
自己主張・根回し(海外なので学生生活でも日本以上に必要、根回しは日本起源だが現在ではUSA内で効果的に作用している)・適応力・精神力の充実等、日本の社会では経験できない様々な状況で自己を開発する機会に恵まれること。言い換えれば、様々な困難にも遭遇するが、それに対処し乗り越えていく精神的な強さと、知識武装が身につくこと。
英語ができるだけでは一つのスキルに過ぎないが、留学を通じて国際的な感覚と知識レベル、自己管理能力を高い水準で習得できることが、最大のメリットだと思う。

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