2012年9月11日火曜日

英語圏の長期留学費用

英語圏の留学といえば、USA、UK、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールや最近ではフィリピンも候補地として上がります。
現在USAの大学に留学している知人のお嬢さんが、スイスの高校留学も素晴らしかったと言っていましたが、3年間で2,000万円以上かかったと聞くと、親は結構大変ではなかったのかなと感じました。
最終進路の大学をどこに決定するかによって、STEPである高校を選択する必要があると思います。
学力レベルはいうに及ばず、オックスフォードやケンブリッジ大学を狙うならば、UK圏の地域が有利で、USAの大学を狙うならばUSA圏が断然有利です。
USA圏の高校では、大学の入学審査基準にあるSATを年6~7回受験することができます。
またSATポイントUPのために、中高一貫で特別授業を行っている私立学校もあります。
留学に関する対費用効果を考慮すると、サイパンは上記の国々から比較すると、比較的リーズナブルな費用で長期留学ができる穴場的な存在です。
南の島では学力レベルが知れているのではと考える保護者の方は多いと思いますが、20数年間にわたる各国(特に韓国)の留学生たちが、サイパンの教育レベルを引き上げた結果、私立一貫校の教育レベルはSATポイントにおいて全米平均以上~上位にランクされます。
生徒の人数が、1学年1クラス(約20名)と少人数制なこともあり、フォローが行き届いていることも起因していると考えられます。
もちろんUSスタンダードの教育カリキュラムを採用しています。

2012年9月10日月曜日

東大の帰国子女枠について

先月、サイパンに長期留学希望の高校生が、USA大学進学もしくは日本の国立大学へ帰国子女枠を利用して進学したいとの要望があり、どうせならと東京大学の帰国子女枠入試制度の内容を調べる機会がありました。
以前に、日本の有名私立大学への帰国子女枠入試制度を利用する予定の日本人留学生のために調べた際には、帰国子女の場合入学できる学部に制限があったのですが、驚いたことに東京大学では、文Ⅰ~文Ⅲ・理Ⅰ~Ⅲまですべての学部で、帰国子女を受け入れているではありませんか!!
もちろん理系では数Ⅲまでの入試テストがあると明記されていましたが、文系に関しては数学のテストもなく、留学生にとっては、ことのほか有利な選考基準です。
日本国内で東大は超難関校であることは周知の事実ですが、簡単とは申しませんが、留学してTOEFL, SATのおいて高ポイントをマークして帰国子女枠を利用してTRYするほうが、より現実的に東大合格の可能性が高いことは、あまり知られていないのではないかと思います。
東大も国際化の時流を受け、数年のうちに9月入学に移行するのではないかと思いますが、外国籍の有能な学生を受け入れるためにも、早く移行したほうが大学の世界ランキングも上がるのではないかと思います。
世界の大学のランキングは、論文(当然英語で記述)発表も査定基準に入っていますので、学術レベルを上げるためにも、英語の堪能な帰国子女も必要とされるのは至極当然のことだと考えられます。
東大にこだわりましたが、USA圏に留学するということは、USA及び日本の大学への入学を目指すことができ、2つの選択肢(可能性)が広がるという大きなメリットがあります。

2012年9月8日土曜日

サイパンの学校の新学期が始まりました。

ブログを更新することなくしばらく過ぎてしまいました。
短期留学生のピークであった夏休みも過ぎ、サイパンのインターナショナルスクールの新学期が始まりました。
友人であった校長が移籍、退任当の理由により新校長になった学校や、今年6月にある私立学校が経営不振のため廃校に追い込まれた影響もあり、各私立学校は生徒獲得のために、大学進学率をアップするだけではなく、いかにUSA有名大学への合格者を排出することに精を出しています。
先取り授業はいうに及ばず、SAT特別レッスン、留学生のためにはESL等のカリキュラムを編成し、まるで日本や韓国の進学校に迫るような勢いで学校改革を進めています。
以前述べた韓国人留学生が好影響を及ぼした教育レベルアップの影響だけではなく、最近はロシア人・中国人のコミュニティが、サイパンをステップにして子供も大人もUSA本土への進出を図ろうとしていると考えられます。
ますます国際化してくるサイパンの教育環境は、やはり英語圏への留学を考慮している人たちにとっては穴場ではないかと思う今日この頃です。