2009年9月14日月曜日

サイパンの連邦化とビザプログラム

USAのDHS(国家安全局)から、ようやくグアム-サイパンのVISAプログラムの内容が発表された。
予想通り、2009年11月28日以降、日本人の場合は観光VISAの場合45日間の滞在が可能となる予定だ。
中国やロシアの人たちは、VISAが必要となり観光客が産業であるCNMI(北マリアナ連邦)としては、大きな痛手となることは間違いない。

1~2年前より連邦化が顕著に進行し始め、CNMIに居住している人たちのVISA更新が厳しくなるなど、VISAに関する様々な問題が沸き起こっていた。
未だすべての種類のVISAに対する処遇や対応策などの詳細は出ていないようだが、追って内容が明らかになってくるものと思われる。

45日間と言うと、1ケ月間の短期留学を希望される生徒さんには、サイパンでのアクティビティ等を満喫する余裕もでき、ちょうどよい期間ではないかと思う。
もちろん長い期間留学すればそれだけ英語を勉強する機会も増えるわけだが、その場合は最低でも1~3年間の正規留学を考慮された方が賢明である。

現在、日本語を駆使して話している自分の考え方や意見などを、年齢相応に英語でスラスラと話すことができるためには、今までの経験からすると最低でも2年間はかかるのではないかと思う。
この2年間が長いと感じるかどうかは意見の分かれるところだが、頑張れば2年間でネイティブ並みの英語力と異文化コミュニケーション、英語をベースとした科学・社会の基礎力が習得できると考えれば、さほど長い期間ではないと感じる。

学生VISAに関しては、本年度春より既にルールが改訂されているので一部修正され、US本土とほぼ同様なVISA取得システムになる予定である。
これでより一層サイパンがUSAに近づいてきたと思うのは私だけであろうか。

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