2009年10月14日水曜日

団塊の世代のESL(語学留学)

今秋から4週間、団塊の世代と自らおっしゃる女医の先生がKohinoorに語学留学されている。
英語論文なども発表されてる医師なので、日常会話についてはアメリカ人ともさほど苦労なくコミュニケーションを図ることができる。
ブログといえども個人のプライバシーの問題があるので、英語レベルについての詳細は記述しないことにするが、私が感心したのは、もう一度英語のグラマーとライティングを基礎から勉強したいという強い希望で、今回のESLトレーニングとなったわけである。
基礎とはいえ、質とレベルの高さは最重要ポイントなので、Kohinoor最強のハーバード大学出身のインストラクターがプライベートレッスンを受け持つことにした。

グラマーとライティングは、できそうでなかなかできない英語の本質的な核と言える。ライティングにおいては、フォーマルな英語を駆使することが要求されるからである。

今回は特別に、イギリス発祥のグラマー教授法を採用し、現在英語圏(もちろん日本でも)において実施されていないスタイルを採用することにした。30年間英語圏でこの教授法は使用されず、しかしながらここ2~3年、この教授法が素晴らしいと再度ESLの先生たちの間で脚光を浴びている。
私自身もこの教授法は知らなかったが、インストラクターの説明を聞いていると、現在のグラマー教授法よりも優れていると実感した。

英語は比較的習得することが難しくない言語であると思えるが、どのレベルの英語を習得するか、また最短期間で最大効果を上げるためには様々な方法が考えられる。
現在一般的に行われているESLは、英語レベル判定を行い、その後は画一的なレッスンを実施するスタイルであるが、これからのESLは個人のレベルや性格に合った最良の方法を複数パターン用意し、駆使することが最重要テーマではないかと考えている。

0 件のコメント: